フィールド施設

菅平高原実験所

井川演習林は大井川の支流である東河内沢の上中流域を占めています。
急傾斜地でなおかつ地盤が脆く、多数の崩壊地が見られます。
1300 haを超える広大な天然性二次林が広がっており、標高に応じた植生変化を観察できます。
演習林から25 kmほど大井川を下った場所に、演習林の運営拠点である井川演習林事務所があります。
ここでは最大28人の宿泊が可能であり、厨房、風呂、トイレ、インターネット(無線LAN)も完備されています。

二大断層と土砂移動

二大断層と土砂移動

大井川上流域は、中央構造線と糸魚川静岡構造線という日本の2大断層に挟まれた地域にあり、激しい地殻変動を受けることで急陵かつ地盤が脆く崩れやすい地域となっています。白亜紀末(約6千万年前)に海底に形成された砂岩と頁岩が、最近数百万年間に急速に隆起し、同時に激しく浸食されています。そのため井川演習林一帯は、わが国でも有数の土砂生産量をほこり、全国の大学がもつフィールドの中でも最も土砂移動が活発であるといえます。毎年のように土石流が発生し、それを生かした砂防や地形に関する研究が行なわれています。森林の中での土砂や水の動きの調査を行なうことで、森林の機能や利用法に関する知識、技能を身につける実習を行なっています。気候変動・森林植生変化・森林伐採が、微気象・土砂移動や炭素・窒素循環等与える影響を観測しています。地形学や砂防工学に関する多くの研究会も行われています。

クマハギ

野生生物の宝庫でもある井川演習林では、クマが樹木の皮を剥ぐ「クマハギ」による被害で、建築用木材としての価値がなくなってしまい、林業に深刻な打撃を与えています。

  • クマハギ01
  • クマハギ02

筑波大学山岳科学センター

井川演習林

〒428-0504 静岡県静岡市葵区井川1621-2
TEL:054-260-2419 FAX:054-260-2626

MAIL ikawa@sugadaira.tsukuba.ac.jp
URL http://www.msc.tsukuba.ac.jp/ens/ikawa.html

アクセス

大井川鉄道・井川駅から、徒歩約20分。
車の場合、新東名自動車道の「新静岡I.C」から約90分、
「静岡スマートI.C」から約90分、「島田金谷I.C」から約110分。

筑波大学山岳科学センター井川演習林

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筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
〒386-2204 長野県上田市菅平高原 1278-294
TEL 0268-74-2002 FAX 0268-74-2016

写真(一部):横塚眞己人(写真家)
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