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お知らせ

海山連携公開実習をレポート!

本実習(学内学部生対象「生命環境A」、学外学部生対象「海山連携公開実習」、聴講生対象「生物学公開臨海実習」及び内外院生対象「海山生物学実習」を指しています)、前半は山の部、後半は海の部と二部構成になっており、生態系や生物多様性の山と海の共通点・相違点を理解します。

9月8日~10日まで筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所にて【山の部】の実習が行われ、11日に筑波大学下田臨海実験センターに移動し、9月12日~14日は下田で【海の部】の実習が行われました。 【山の部】では森の中で林冠タワーを用いて、【海の部】では海洋で船を用いたり磯の調査をしたりして、生態系や生物多様性の垂直的な構造や変化を調べました。

 

 

 

1日目(9/8)

森林の構造について班ごとに予想。みんな意見を出し合っています。 続いて、樹木の見分け方を練習。

植物を手に取りながらの授業です。明日の準備を終えたら、今日は早めに就寝です、オヤスミー。

2日目(9/9)

今日からセンター内の森林で調査開始。

道中でも、先生から樹木の生態や森林の成り立ちについてレクチャーです。 

調査地へ到着。森林の構造を知るため、班ごとに樹の太さと高さを測定。

 

林冠タワーでは、昆虫トラップをしかけ、日照も測定。

林冠タワーとは、森の葉のほとんどが集まっている森林の上部を調査するために建設された施設のこと。

仕掛けた昆虫トラップに一体どんな昆虫を捕まえることが出来るのか、楽しみです。

3日目(9/10)

朝から青空が広がっていて、実習日和。 まずは、ササの重量を調べるための刈り取り作業を開始。

続いて、樹の太さと高さを計測。幹の太さは巻き尺で測ります。

林冠タワーでは、昨日仕掛けた昆虫トラップを回収中。たくさん捕れました。

実験室に戻るとデータの集計。データ数が多く、みんな必死に作業に取り組んでいます。ファイト!

 

4日目(9/11)

菅平での山の部の終了後、山から海へ、ジャンボタクシーで下田に向けて出発です!

そして、17時ごろ下田臨海実験センターに到着し、海の実習が始まりました。

移動の疲れも抜けきらない状態ですが、まずはこれからの実習内容について講義です。

明日は船に乗っての調査なので、みんなゆっくり休みましょ~~!

5日目(9/12)午前

 今日はつくばⅡに乗船して湾内、湾外2つの地点で、ドレッジ・プランクトンネットで生物を調査し、

ニスキンボトルで採水、CTDセンサーで環境を調べます。

風があるので波が高 そうですが..がんばりましょう!

まず、船内でニスキンボトルの仕組みについて学びます。

さっそく実践!ニスキンボトルを用いて採水しました。

 

次はドレッジで、底生動物を採集します。湾外ではこんなものが採集できました!

プランクトンネットをひいて、プランクトンを採集しました。

湾内と湾外でそれぞれどんなプランクトンがみられるかな?

波が高く、体調が悪くなった人も多かったですが、最後はみんな笑顔で下船!

おつかれさまでした!

5日目(9/12)午後

 

 お昼ごはんを食べた後は、ドレッジで採集されたサンプルをソーティングです。

湾内・湾外で生物に違いはあるかな?

夜は、プランクトンの観察を行いました。顕微鏡をつかうと様々な生物がみえてきます!

 

6日目(9/13)午前

海が荒れていなければ、海に入って海草の階層分布の調査を行う予定でしたが、

海に入ることが難しかったので、磯の潮間帯での階層分布を、コドラートを用いて調査を行いました。

9月に入り、涼しくなってきたので磯観察もやりやすい!

班ごとのコドラート調査の後、少し磯の生物を観察しました。

6日目(9/13)午後

午後は、コドラート調査で得たデータを解析して、階層によって種数・個体数・種組成が違うかどうか調べました。

最後に、昨日のドレッジとCTDセンサーの情報を基に、湾内・湾外でどんな環境の違いがあるか?生物の違いは何が原因なのか?などを、話し合って考察しました。

7日目(9/14)

朝食後に掃除・片付けをして解散です。一週間に及ぶ山と海の実習が終わりました~!

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筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
〒386-2204 長野県上田市菅平高原 1278-294
TEL 0268-74-2002 FAX 0268-74-2016

写真(一部):横塚眞己人(写真家)
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