陸域生物学実習
単位 | 1.5単位 |
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標準履修年次 | 2・3年次 |
担当教員 | 八畑 謙介, 佐藤幸恵, 町田 龍一郎(非常勤講師) |
授業概要 | アニマルトラッキング,バードウォッチングや越冬節足動物の観察などを通して,典型的な中部山岳地帯の積雪期における動物を中心とした生物の生き様に触れ,生物に対する実物に即した認識を深める。 |
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授業形態 | 実習・実験・実技 |
授業目的 | 菅平高原実験所をフィールドとして野外活動を行ない、アニマルトラッキング(カモシカ、タヌキ、キツネ、テン、イタチ、ハクビシン、ノウサギ、リス、ネズミ、飼い犬、飼い猫、鳥類などの足跡の追跡、糞などの生活痕や巣穴の観察)、バードウォッチング(マシコ類・アトリ類などの冬鳥、カラ類・カラス類・キツツキ類・キジ類などの留鳥、ホシガラスなどの漂鳥、コクマルガラスなどの迷鳥の観察)、雪上昆虫(雪渓に現れる無翅のカワゲラやガガンボ、トビムシなど)や越冬節足動物(ワラ巻に隠れたり土壌中に越冬している節足動物)の観察などを通して、典型的な中部山岳地帯の積雪期における動物を中心とした生物の生き様に学び、生物に対する実物に即した認識を深める。 |
授業内容 | 第1日 ガイダンスおよび講義 第2日 越冬節足動物の採集および観察 第3日 アニマルトラッキングおよびバードウォッチング 第4日 グループ研究 第5日 研究発表とまとめ 上記の予定内容は気象条件により変更される |
履修上の注意事項 | 事故防止のため二輪車・自家用自動車での参加は禁止する 体調の悪い者や伝染性の病気にかかっている者は参加を自粛する(前日までは担当教官、当日は電話でセンターに申し出る) |
単位取得条件・成績評価基準 | 実習期間中に課す課題により評価する。 |
準備学習・事後学習 | 受講者の理解度に応じ、授業中に指示する。 |
指定教科書 | なし |
参考書 | フィールドガイド「日本の野鳥」日本野鳥の会 「アニマル・ウォッチング」 晶文社 Birds of Japan and North-East Asia 2nd Ed. HELM |
受講生に望むこと | とにかく寒いので防寒の準備は怠りなく。 内容は気象条件によってかなり左右されます。 この実習をいかに有意義なものにするかは、皆さんの積極性、向学心、好奇心、そして自然・生物に対する想いです。 |