公開実習

多様性生態学実習

森林生態学公開実習

単位 1 単位
標準履修年次 2〜4年
担当教員 田中健太

集合場所 筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所研究棟
実施場所 菅平高原実験所および周辺の森林 住所:〒386-2204 長野県上田市菅平高原 1278-294 TEL:0268-74-2002 FAX:0268-74-2016 Email:kentaあsugadaira.tsukuba.ac.jp  (あ→@)
アクセス方法 JR・しなの鉄道「上田駅」から上田バスで「菅平高原ダボス」下車。徒歩15分。 https://sugadaira.tsukuba.ac.jp/guide/access.html
募集人員 約5名。受け入れ可能人数を超えた場合、受講希望理由等によって選考。
実習課題 「様々な遷移段階にある森林群集の、多様性・動態・炭素保持機能」
実習内容 一言で森といっても、その姿は実に多様です。多様な森林はどのように成立し、どんな機能を持ち、どのふうに変化していくのでしょうか?この実習では、菅平高原実験センター周辺で異なる遷移段階にある天然のアカマツ・ミズナラ・ブナ林に分け入り、標本作製を通じて冷温帯を代表する樹木50種の同定方法を習得します。そしてそれらの森林で、維管束植物の多様性の測定、樹木の実生と成木の個体数・直径・樹高の測定、ロープ木登りと林冠タワーによる林冠観察、自由研究を行います。それぞれの森林がこれからどのように変化するのか、どんな機能を持っているのか、集計作業をします。これらの体験を通じて、全国規模で進む陸上植生の歴史的変化という背景の中で、それぞれの森林群集の動態について理解を深めます。

第1日: 集合 (13:00)、ガイダンス、アカマツ林の調査、同定・データ入力

第2日: アカマツ-ミズナラ混交林などの調査、ロープ木登り、同定・データ入力

第3日: ミズナラ林などの調査、林冠タワー、同定・データ入力

第4日: ブナ林などの調査、同定・データ入力、データ集計の準備

第5日: データ集計・発表、樹木同定の復習、同定試験

第6日: 清掃、片付け、まとめの講義、解散 (10:30)

参加費用 約12000円(期間中の宿泊費・飲食費)。交通費は別途、各自で負担。
キャンセルポリシー やむをえず欠席の場合は5日前までに連絡すること。 それ以降は食事代(上記費用の半額以上)のみ全額負担。 *筑波大学「ナチュラルヒストリーに根ざした山岳科学教育拠点」では他にも、山・森・草原・海のフィールドで植物・昆虫・菌類を対象にした色々な実習を公開しています。 詳細は https://msc.tsukuba.ac.jp/kyoiku/
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