5月9日 レアーン・フォウルクス特任助教らの研究がプレスリリースされました

カブトツチカニムシ属には知られていない仲間がいっぱい?

 

当菅平高原実験所のレアーン・フォウルクス特任助教は、福島大学共生システム理工学類の大平創特任助教、塘忠顕教授、兼子伸吾准教授らとともに、日本全国の森林土壌からカブトツチカニムシ属(Mundochthonius)の標本を採集し、DNA 分析と形態的特徴の観察によって、多数の隠蔽種が存在することを明らかにしました。

隠蔽種とは、別種として分けられるべきであるものの、形態的には識別できない種のことです。これらの隠蔽種 4 種は北海道と福島県に分布する種、秋田県に分布する種、埼玉県に分布する種、茨城県と静岡県に分布する種に分けられます。

詳しくは、筑波大学のホームページでご確認いただけます。

なお、この投稿の写真データは、筑波大学のホームページ(http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201805091100.html)から転載しています。